クリティカル・リンク6 at アストン大学 (1)

7月25日~8月2日までイギリス・バーミンガムのアストン大学で行われたコミュニティ通訳の学会「クリティカル・リンク6」に参加しました。アストン大学は私が修士号を取得した大学です。ちなみに学位はTeaching English for Specific Purposes:専門職のための英語教育です。
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2003年の春に息子たち二人を連れて卒業式に出て以来ですから、7年ぶりの母校訪問です。前回と変わった点はConference Aston というビジネススクール併設のホテルがキャンパス内にできていたこと。ここに泊まったわけではありませんでしたが、無線LANが無料で使用でき非常に便利でした。
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高層ビルもアストンの施設。
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大会受付
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登録を済ませてから公式行事の一つ、「Magistrate Court」への見学に参加しました。Magistrate Courtとは、軽犯罪を扱う裁判所で、legal advisor という専門家がいるほかは、町の名士のような人が一般常識に照らし合わせて判断を下します。弁護人や検察官も司法修習生のような人たちが担当します。この日は3件の事件を見学しました。
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Gibbons (2003) にある通り、司法の権威は建物の外観からはじまります。ここはもとは教会だったとのことで、内部は美しいステンドグラスが施されていました。
見学した裁判のうちの一件に、裁判官が、「通訳をつけて欲しいとの要求を警察が忘れていて通訳が来ていないから、ゆっくり話すようにします。いいですね。」という趣旨の説明があり、そのまま審理が続行されてしまったというケースに遭遇しました。しかし検察官の女性は早口で下を向きながら冒頭陳述の書類を読み上げ、マイクもないことから、後ろに立っている被告人の位置からはあまり聞こえず、本当に聞き取れていたのかはなはだ疑わしいという状況でした。この被告人は「無罪」を主張したため、次回はCrown Courtで陪審員に裁かれることになりました。ところで、被告人が有罪を認めた他のケースでは、「早期に罪を認めたので罰金を割引します」と、つぎつぎと値引きが提示されます。最終的には罰金は分割払いでいいから、今日は10ポンド払って分割払いの手続きをすれば帰ってよろしい。」という判決まで出てびっくり。
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通りをはさんで向かいに建てられた、新しいCrown Court(本格的な陪審法廷)はマイクをはじめ最新のテクノロジーが導入された近代的な建物。法廷参与人もみな本物です。頭には小さいながらウィッグがのっかっていました。ここの弁護人の弁論を聞いていましたが、淀みなく、説得力もあり、話し方も巧み。手ごわそう。このクラスの裁判だと通訳人も大変だな~と思えてしまいました。
1日目の夜は、歓迎レセプションがHouse of Council で行われました。奥がカウンシルの建物。その前がVictoria 広場。アトラクションとしてインドの音楽のエンターテインメントがありました。
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Lord Mayor を囲んで。研究者たちと。香港のEva Ng さんと親しくなりました。
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私が泊まったホテルはアストン大学から徒歩で10分くらいのところにあるCampanile Hotel 。Cozy でfriendlyな感じのよいホテルでした。おススメします。
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運河沿いに建つ。
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入口
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次回は、パネルディスカッションなどの様子を報告します。

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